こんにちは。パーソナルトレーナーの仮屋薗です。
食生活の乱れによって起こりやすいと言われている2型糖尿病ですが、遺伝的にインスリンの分泌が低下していたり、インスリンの効きが悪くなっているケースがあります。
健康診断などの血液検査でHbA1c(ヘモグロビンA1c)の数値が高値だと、食生活の見直しや定期的な運動を指導されることがあります。
これは何故だかご存じですか?
それは、運動を定期的に実施することでインスリンに頼らなくても、直接血液中のブドウ糖をエネルギーとして利用してくれるので、血糖値の上昇を防ぐことができるからです。
糖尿病は怖い病気で、自覚症状がなく進行していくため、気づいたときには
〇視力低下
〇腎不全
〇神経障害
こういった合併症を患い、最悪のケースでは命を落とします。
高齢者は、活動量が低下するとともに、食も細くなりやすく、糖質ばかりの栄養に頼ってしまうと、血糖コントロールがうまくできなくなります。
そんな方こそ習慣化された運動を心掛けるようにしましょう。
