貧血、鉄欠乏には気を付けて!

8月を迎えて、熱くなってきましたね~(^O^)/

そこで陥りやすい体調不良の1つで、貧血鉄欠乏があげられます。

症状は…頭痛、めまい、たちくらみ、息切れ、甘いものが欲しくなる…etc様々あります。

血液検査をされた方は分かると思いますが、ヘモグロビン(ヘム鉄+グロビン)の値が低いと貧血とドクターから診断されると思いますが、低くなくても貧血の症状が出ることはよくあります。その理由は『鉄欠乏』にあります。

 

鉄欠乏とは、フェリチンという鉄結合性たんぱく質の不足により起こります。

フェリチンは鉄を肝臓を中心に全身に鉄を保存しています。血液中の鉄分が不足すると、フェリチンに蓄えられてある鉄を放出して血中の鉄を維持します。

よってヘモグロビンが正常でもフェリチンが不足すると、貧血の症状が出てしまうのです。もちろん、ヘモグロビンが低い、フェリチンが両方とも低いパターンもあります。

ですので、これらが高まらないと、「鉄のサプリメント」「ほうれん草」「レバー」などをたくさん摂っても症状は変わらないのです(>_<)

貧血から、水分が不足すると脱水のダブルパンチが来て、運動意欲もなくなり、冷たいものや、冷たくて甘いアイスが欲しくなったりと身体がドンドン疲労していくループになります。

そんな時は……!!

●タンパク質を摂る(鶏むね肉、鶏もも肉、卵、魚、納豆)

●慢性炎症を抑える(グルテン、砂糖、乳製品、アルコール、カフェイン摂取をできるだけ控える)

●消化管の機能を上げる(胃酸を分泌させる、腸内環境を良くする)

胃に対しては…レモン、梅干しを食べる、咀嚼数を増やす(30回)

腸に対しては…グルテン、カゼイン(乳清タンパク質)を抑える。プロバイオティクス、水溶性食物繊維を摂る

 

こうなるとできるだけ自然食を食べる形になるのですが、時間がないときはコンビニやサプリメントでも大丈夫です。

基本的な知識があれば応用が利き、代替え案が生まれてくると思いますので自分の身体や大切な人の体を事前に守っていきましょう!!